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診療案内
内科
内科では、かぜやインフルエンザの治療、生活習慣病の管理など、皆さんの日々の体調管理を行っています。一人ひとりのお話を親身に伺う中で、ちょっとした変化も細やかに察し、病気の兆候や進行がないかを見すごさないよう努めています。命に関わる事態になる前に病気を早期発見・予防できるよう力を注いでいます。
近隣の病院との連携もしっかりと行い、当クリニックで対応できない症状でも、よりよい治療環境へとご案内できる体制が整っています。また、当クリニックにかかっておられて通院が困難になってしまった場合、訪問診療にも対応していますので、ご希望の方はご相談ください。
生活習慣病
高血圧症・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病には自覚症状があまりなく、健診で指摘を受けるまで気づかないこともありがちです。ただ、放置すると心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気の引き金ともなるため、早期発見・治療が大切です。
治療としては、まず食事や運動などの生活習慣を見直していきます。例えば、普段の食事での塩分摂取量をチェックシートで確認し、改善に向けてアドバイスいたします。資料もお渡しし、患者さんが自身で症状をコントロールできるようサポートしていきます。
お薬は患者さんに合ったものを処方するようにしています。飲み忘れそうなので1日1回飲めばよいものにしてほしい、粉薬は苦手、といったご要望があれば、お気兼ねなくお話しください。
漢方治療
当クリニックでは、漢方薬の処方にも対応しています。漢方薬にはさまざまな種類がありますが、どれも一つの症状にだけ作用するものではなく、心身全体のバランスを整える作用があります。その点、基本的に一つの症状に対してピンポイントで作用する西洋のお薬とは異なります。そのため、患者さんごとの症状や体質、ご要望などに配慮しながら、西洋薬・漢方薬をうまく使い分けるようにしています。
例えば冷え症の場合、具体的な原因がはっきりしないことも多く、西洋薬で対処しにくいことがあります。そうしたときには、漢方薬をおすすめしています。
なお、漢方治療はとても奥が深いため、患者さん一人ひとりの症状や体質にマッチした処方ができるよう、随時、講演会などに参加して勉強を続けています。
呼吸器内科
呼吸器内科では、息切れやせき、たんなど、呼吸器の症状に対応しています。主に、ぜんそくやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、睡眠時無呼吸症候群、肺炎などの治療を行っています。
「日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医」の院長がレントゲンや呼吸機能検査の結果を丁寧に分析して診断し、治療では患者さんの生活改善アドバイスなども親身に行っています。
例えば、ぜんそくの診察では「ぜんそくコントロールテスト」を行っていただき、生活上での発作状況から、治療がうまく進んでいるかどうかをチェックしています。長引くせきや、胸の苦しさでお悩みの方は、ぜひ一度、ご相談にいらしてください。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)と禁煙治療
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、主に喫煙が原因で起こる肺の病気で、息切れやせき、たんなどの症状が長期にわたって現れます。診察では、チェックシートを使って呼吸器の状態を確認し、呼吸機能検査の結果と合わせて診断していきます。
COPDと診断された場合、何より大切なのは禁煙することです。なお、当クリニックでは、保険診療でできる禁煙治療にも対応しています。お薬でニコチン依存を緩和し、禁煙できるよう、しっかりとサポートいたします。ただし、保険を適用するには一定の条件を満たす必要がございますので、まずはご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に空気の通り道が狭くなり、10秒以上呼吸が止まった状態(無呼吸)になる病気です。進行すると日常生活にも支障が出てきますが、寝ている間に起きていることへの自覚がなく、ご家族や友人・同僚などから異変を指摘されて初めて知る、というケースが多いようです。睡眠時間はしっかりととれているはずなのに日中に強い眠気に襲われる、疲れがなかなかとれない、仕事に集中できない、といった症状に心当たりがある方は、一度ご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は、放置すると脳梗塞や心筋梗塞など、命に関わる病気を発症するリスクが高まるといわれています。気になる方は、当クリニックで実施している簡易検査をご自宅で行っていただき、必要に応じて早めに治療を始めましょう。
肺炎
肺炎は、かぜと症状が似ているため気づきにくいのですが、炎症が起きている場所が違います。かぜは鼻やのどの上気道に炎症が起こりますが、肺炎は肺の中の肺胞に炎症が起こります。
特に、ご高齢の方は発症すると命に関わるリスクが高いため、肺炎球菌ワクチンの接種を受けるよう、おすすめしています。大阪市内にお住まいの65歳以上の方は、公費の補助が出る場合もございます(2020年3月31日時点)。要件をご確認の上、ご予約ください。なお、自由診療となりますが、別種のワクチンもご用意していますので、ご希望の方はお申しつけいただければと思います
せきぜんそく
かぜではないはずなのに、せきが長引く、ということはありませんか?それは「せきぜんそく」の症状かもしれません。放置すると気管支ぜんそくに移行することもあるので、長引くせきが気になる方は、一度受診をおすすめします。
「せきぜんそく」は、気管支ぜんそくの一歩手前の状態で、何らかの原因で気管支に炎症が起こり、気道が狭まることで発症します。気管支ぜんそくのように、呼吸するたびにゼイゼイ・ヒューヒューと音がして呼吸が苦しくなるようなことはありませんが、空せきが長く続くのが特徴です。
気管支ぜんそくに移行してしまうと、命に関わる危険もありますので、早めに検査を受診することが大切です。せきぜんそくの検査は、まず詳しい問診を行い、肺の雑音の有無、肺機能などを検査し、肺の状態を診ます。そして胸部レントゲンや血液検査などから、肺炎や結核などの病気でないことを確認した上で診断をつけます。
治療としては、気管支の炎症を抑えるステロイド薬を吸入するのが一つの方法ですが、どうしてもステロイド薬を控えたいという方には、別の服用薬で治療を行うこともあります。
循環器内科
循環器内科では、血管や心臓にまつわる病気、例えば、心房細動などの不整脈や狭心症などを診ています。これらの病気は、高血圧症や糖尿病といった生活習慣病の影響で発症することが多く、動悸・息切れ、胸の痛みなど、さまざまな症状が現れます。
当クリニックでは、命に関わる病気を引き起こす前に治療できるよう、生活習慣病の改善に力を注いでいます。そのためには、バランスのとれた食事や、規則正しい生活が何より大事だと考えています。食事の栄養を管理するために「塩分チェック表」でご自身の普段の塩分摂取量を把握し、目安量と比較していただいたり、ご自宅で血圧を測定し、「血圧管理帳」に記録していただいたりしています。